夫と話し合ったこと

手術も終えて、おそらく身体的には準備万端。手術の際に卵管造影検査もしてもらったため、本来であればゴールデンタイムに突入するはず、なのですが、私の場合は手術で両側の卵巣を触っているため毎月左右のどちらかの卵巣から排卵されるはずのシステムが、左右どちらともサボってしまったり逆に左右両側から排卵してしまったりと本調子に戻るのには時間がかかる、と入院中に助産師さんから教えてもらいました。

 

…となると私のゴールデンタイムっていつ?って感じなんですけど、主治医からは術後1ヶ月の検診にて子宮内・卵巣内も問題ないため生理が再開すれば妊活も再開して大丈夫ですよとお墨付きをもらっていました。

 

妊活している夫婦には色んな形の夫婦がいると思うのですが、私の夫は比較的妊活に協力的なのかなと思います。検診にて妊活再開の許可が出たことを伝えた時、「じゃあまたタイミングとりまくらなあかんな(ニヤリ)」と喜んでくれました。前回の記事にも書いたんですけど、私は妊活をどうしたいのかわからなくなり夫と話し合いの場を設けてみました。子どもが本当に欲しいのかわからなくなってしまったこと・今のままでの充分楽しいし幸せに過ごせているのに子どもはいるのかということ・産休育休のためだけにこの病院に縛られることは苦痛だということ・…苦痛なんだけども、辞めるのはなんだか悔しいということ(笑)。夫に思っていること全てを打ち明けて、夫もその時は「まぁ2人でも楽しいしね」と私の意思を尊重して言ってくれたんですが…。夫が友人の子どもと遊ぶ姿とか、出先で子どもを見かけた時に向ける視線が100000%子ども欲しい人やん!という様子で(笑) 自分が欲しいかどうかはわからないけど、少なくとも子どもを授かれるなら夫との子どもを授かりたいと心から思いますし、授かれたら絶対に今はわからない幸せな瞬間や経験が待っているはずで、叶うのなら夫とその瞬間を共有したいなと思えました。

 

そして今後の妊活の手段について、

①手術で内部は綺麗さっぱりな状態なので改めてタイミング療法をトライ

②人工授精にステップアップ

③ゆくゆく体外受精はするかどうか

という話もして、話の初めは夫は①を希望していました。医療者の私的にはタイミング療法も人工授精も少し精子卵子の出会う確率をあげるものだからそんなに気持ち的に大差ないし確率があがるなら人工授精でも良いのでは?と思っていたんですけど、医療者じゃない夫としては可能な限り自然な形での妊娠を諦めたくなかったのかなぁと。その思いも理解できたので、①を選択しようと話していたのですが、人工授精の方法や妊娠までの経過を説明し心変わりしたのか、「よりよい精子がぱぴぷに届くならそっちでもいいな!!」と急に意見がコロッと変わりまして(笑)仕事しながら、ですし夜勤もあるのでなかなか排卵日とタイミングを合わせることは難しいのですが、人工授精にステップアップすることが決まりました。

 

叶うかどうかわからない目標にむかって努力することが苦手なので、またきっとこれからも挫折を味わうこともあると思うのですが妊活を進めていこうという夫婦の意志を固めることができたので、話し合いを設けてお互いの意見を聞き合うことは大切だなぁとしみじみ思いました。

 

 

 

 

なんだか最近調子がいい時はほんのりハートっぽい柄が描けるようになったような、なってないような。練習あるのみ〜