孫プレッシャー炸裂

前々回の記事(体外受精の行く末と、家族 - ぱぴぷのBLOG)に書いた矢先の出来事で我ながら笑えるのですが、義実家は遠方に住んでおり普段はなかなか顔を合わせないのですが昨日から義母がこちらに遊びにきてくれていました。1泊だったこともあり私たちの家に宿泊し、夫は仕事だったので私が遊びに付き合う形になったんですが…

それがもう言葉の節々に〈〈〈初孫はまだかしら〉〉〉のプレッシャーを感じてしまい^^;

 

「今の職場も忙しそうやね、子どもできたら大変やねぇ」

「忙しかったらなかなか妊娠もできんよね」

「でも今の職場は長く働けてるから産休育休もらわなきゃ勿体ないもんねぇ」

「(ぱぴぷの妹が出産したこともあり)妹が先やったん〜とか言われない?」

「私の友達の子どもがなかなか授からんでクリニック通ったりしてやっと授かれたらしいんよ」

「そりゃー初孫はたまらなくかわいいやろうねぇ」

 

などなど、今まで会った時とは比較違いに孫・妊活というワードのオンパレードで。恐らく私の妹の出産もあり、ぱぴぷ家に初孫ができたというのが1番のきっかけなのかなぁと思ったり。義姉夫婦はDINKsなので、初孫を授かるには自分の息子夫婦(=私たち夫婦)に望みをかけるしかないわけですもんね。

もう喉元くらいまで「いや私妊活のこと考え始めてもうすぐ2年経つし、今めっちゃ体外受精に足踏み入れてますよーもう来週くらいには移植ですよー!!!」って言葉があがってきていたんですけど、私の父と同様たくさん気にかけてくれる義母なので、万が一移植日なんて言ったもんなら遠方からたくさんの連絡や進捗状況の確認がきそうで。グッと堪えて言葉を飲み込んで、「そうですねー授かれたらいいんですけどね」とサラッと流したり違う話にすり替えたりしながら過ごしました。

 

その晩、夫は仕事から帰ってきて義母は3階・私たち夫婦は1階で寝ることになっていたんですが寝室で布団に入ってから夫に「おかあさんの初孫プレッシャーやばかったんやけど…」とまぁ苦笑いしながら伝えてみたら「俺には何にも言ってこんのに?俺に聞いたら怒ると思ってんのかな」と言いつつ話を聞いてくれて、でも段々と話している内に「あぁ、こんなに孫の心配をさせるほど授かれるまでに時間がかかってしまったってことか」とか「体外受精してるって伝えたらどんな顔するんやろ」とかマイナスな気持ちに包まれてしまい、早く何も考えずに子どもが授かれていたらこんな思いもしなくて済んだはずなのに、と涙ぽろぽろからの止まらず。^^;悔しいとかよりも情けないです本当に。義母も悪気があったり意地悪で言っているわけではもちろんなくて、良い人だし気にしてくれているんだろうなというのはわかるんですけどなんだか無性に悲しくなってしまいました。夫も泣き始めた私を見てびっくりして、「なんで泣いてんの?!誰も悪くないやん、大丈夫やで。」と背をむけて横になってる私の背中をさすってくれて、「こんなに頑張ってきて授かれんかったってことはもしかしたらこの授かれない期間にできてたらトンデモナイこと(←どんなことやねんと思いますが笑)起こってたんかもしれへんし、授かれる時期を待ってるだけや」と。泣きすぎていて夫には言いませんでしたが、『誰も悪くない』という言葉にも泣けてきて、 いや、私の身体がちゃんとしてたら授かれてるわけやから悪いのは私やんな という気持ちも湧いてきてもう心がパンク状態でした。

今朝起きたら目がパンパンで、義母に気づかれないようマッサージや目薬やアイスノンやらありとあらゆる手をつかって浮腫みをとって、また半日義母とショッピングして駅までお見送りしてきました。

 

この孫プレッシャーというのはなかなかキツイですね。義実家のことは好きですけど、遠方で良かったと思えた出来事でした。ちょっとメンタルぶれぶれで、この記事書きながらも涙出てきて大変です。笑 水曜日にクリニック受診して移植日が決まるので、少しでも心穏やかに過ごしてみます。