BT12、そしてクリニックにて判定

先日BT12を迎えクリニックにて採血をして判定を聞いてきました。

 

診察室に入ると、先生からは「移植後なにか気になる症状などはありましたか?」と質問があり、なんとなく吐き気があること(特に朝方)・下腹部痛があることを伝えました。「症状があるということは妊娠の兆候とも関連している可能性が高いかもしれませんが、ご自分で検査はしてみましたか?」と聞かれ、実はBT7から検査薬をし始めて、BT7の時点で人生で初めて検査薬に二本線があらわれており、そこからほぼ毎日のように検査薬をしていたので、ハイと先生に返事をしたところ、「じゃあご存知ですね、妊娠していますよ。」と言っていただきました。結果はhcg1700台で陽性判定でした。

家でフライング検査をしていた分、判定自体には驚かなかったのですが…ひとまず着床という第一関門を突破できたこと、そしてなによりお腹にしがみついてくれた我が子が愛おしく思うと同時に、これまでの妊活経過が順風満帆ではなかったため毎日検査薬をしても安心できないというループにはまっています。

 

これまでの妊活中は検査薬の小窓を穴があくんじゃないかと思うくらいに見つめて、そして落胆して。というのを繰り返していたのですが、BT7のフライング検査の時はこれまでにないほど結果を見るのが怖すぎて。トイレの中で検査薬に尿をかけた後、裏返しに置いてリビングまで持っていって、「真っ白かもしれないよ」と自分に言い聞かせて恐る恐る検査薬を表向きにひっくり返しました。線を見た時も、歓喜!!という感じではなく安堵の方が勝って、文字通り全身の力が抜けました。不妊治療をしていなければもっと素直に喜べたのかなぁと思いつつ、やはりこれまでの妊活がうまくいかなさすぎて一瞬検査薬の線さえも疑いました。

 

BT7のフライングの後、検査をすることは夫に伝えていたので夫が帰宅してから「結果どうだった?」と言われ、家にあった箱の中に入れて検査薬を渡しました。まぁ箱に入れている時点で夫は薄々気づいていたらしいんですが、やはり二本線を見た後はテンションが上がって、「ぱぴぷちゃん良かったね!!頑張ったね!!!」と両手を広げてハグしようとしてくれたタイミングでようやく嬉しさで涙が溢れました。検査してから1人で過ごしている時間は現実じゃないような感覚で、「夫に渡した箱の中で二本線消えてたらどうしよう…」とか意味のわからない不安も抱いていました。ひとまず体外受精①で着床できる身体ということがわかったこと、まずはそれに安心しなきゃですよね。

 

今週末に胎嚢確認、順調にいけば今月末には心拍確認をしてクリニックを卒業できるかもしれません。クリニックでの陽性判定をいただいてからも毎日「お腹にちゃんといるかなぁ」と不安になりますが、いると信じて過ごしていくしかないのかなとも思います。陽性判定が出てすぐにブログを書こうと思ったのですが、胎嚢確認や心拍確認など壁が高く感じてしまい、もしダメだった時のダメージを緩和するための自己防衛が働いたのかなかなか書ききれず^^;でも今お腹の中にいるという事実と、嬉しい気持ちも忘れたくないので週末の確認前に記事に残すことにしました。

着床という壁を突破しましたが、胎嚢確認、心拍確認、安定期へとなかなか道のりが長くて、当然のことながら妊娠出産は奇跡なんだなと考えさせられます。どうかこのまま順調にいきますように。信じるしかできませんが、毎日あったかくしてお腹の中でしがみついてくれている我が子と過ごしたいと思います。