移植日決定!

今日も朝からクリニックへ行ってきました。前回の記事の出来事もあったからか、夫は夜勤入りの日&今日は採血とエコーと移植日決定だけなのに一緒にクリニックまで着いてきてくれました。(T〜T)

 

エコーでは内膜チェックしてフカフカに育ってきていることを確認できました。そして採血ではホルモンの数値も問題なさそうなので移植日を決定しましょうという流れになり、11月29日に凍結胚移植(5AA)をすることが決まりました。今日は移植日決定だったからなのか?、院長先生が診察で話してくださり、「良い卵がたくさんありますし、65%以上の確率で妊娠できると思いますよ」とのことでした。その言葉を素直に受け止められたら気持ち的に楽なんですけど、期待してダメだった時の気持ちのありようが想像するだけで恐ろしくて期待半分とダメかもしれないという可能性半分を捨てきれない気持ちです。でももう体外受精にステップアップを9月の末に決めて2ヶ月ほど経ち、やっとここまでたどり着いた訳ですから。自分たちの卵と自分の身体とクリニックの先生方を信じて、出来る限りリラックスして過ごしたいなと思います。

 

そして診察後は明日〜移植日〜移植後〜判定日までのたっくさんのお薬たち(苦笑)の説明を受け、膣錠もついに処方されカバンいっぱいにして持って帰りました。間違えないように毎日しっかり確認しないとですね^ ^;残り6日間は妊娠したら出来なくなることをやりきりたいと思います(笑)

孫プレッシャー炸裂

前々回の記事(体外受精の行く末と、家族 - ぱぴぷのBLOG)に書いた矢先の出来事で我ながら笑えるのですが、義実家は遠方に住んでおり普段はなかなか顔を合わせないのですが昨日から義母がこちらに遊びにきてくれていました。1泊だったこともあり私たちの家に宿泊し、夫は仕事だったので私が遊びに付き合う形になったんですが…

それがもう言葉の節々に〈〈〈初孫はまだかしら〉〉〉のプレッシャーを感じてしまい^^;

 

「今の職場も忙しそうやね、子どもできたら大変やねぇ」

「忙しかったらなかなか妊娠もできんよね」

「でも今の職場は長く働けてるから産休育休もらわなきゃ勿体ないもんねぇ」

「(ぱぴぷの妹が出産したこともあり)妹が先やったん〜とか言われない?」

「私の友達の子どもがなかなか授からんでクリニック通ったりしてやっと授かれたらしいんよ」

「そりゃー初孫はたまらなくかわいいやろうねぇ」

 

などなど、今まで会った時とは比較違いに孫・妊活というワードのオンパレードで。恐らく私の妹の出産もあり、ぱぴぷ家に初孫ができたというのが1番のきっかけなのかなぁと思ったり。義姉夫婦はDINKsなので、初孫を授かるには自分の息子夫婦(=私たち夫婦)に望みをかけるしかないわけですもんね。

もう喉元くらいまで「いや私妊活のこと考え始めてもうすぐ2年経つし、今めっちゃ体外受精に足踏み入れてますよーもう来週くらいには移植ですよー!!!」って言葉があがってきていたんですけど、私の父と同様たくさん気にかけてくれる義母なので、万が一移植日なんて言ったもんなら遠方からたくさんの連絡や進捗状況の確認がきそうで。グッと堪えて言葉を飲み込んで、「そうですねー授かれたらいいんですけどね」とサラッと流したり違う話にすり替えたりしながら過ごしました。

 

その晩、夫は仕事から帰ってきて義母は3階・私たち夫婦は1階で寝ることになっていたんですが寝室で布団に入ってから夫に「おかあさんの初孫プレッシャーやばかったんやけど…」とまぁ苦笑いしながら伝えてみたら「俺には何にも言ってこんのに?俺に聞いたら怒ると思ってんのかな」と言いつつ話を聞いてくれて、でも段々と話している内に「あぁ、こんなに孫の心配をさせるほど授かれるまでに時間がかかってしまったってことか」とか「体外受精してるって伝えたらどんな顔するんやろ」とかマイナスな気持ちに包まれてしまい、早く何も考えずに子どもが授かれていたらこんな思いもしなくて済んだはずなのに、と涙ぽろぽろからの止まらず。^^;悔しいとかよりも情けないです本当に。義母も悪気があったり意地悪で言っているわけではもちろんなくて、良い人だし気にしてくれているんだろうなというのはわかるんですけどなんだか無性に悲しくなってしまいました。夫も泣き始めた私を見てびっくりして、「なんで泣いてんの?!誰も悪くないやん、大丈夫やで。」と背をむけて横になってる私の背中をさすってくれて、「こんなに頑張ってきて授かれんかったってことはもしかしたらこの授かれない期間にできてたらトンデモナイこと(←どんなことやねんと思いますが笑)起こってたんかもしれへんし、授かれる時期を待ってるだけや」と。泣きすぎていて夫には言いませんでしたが、『誰も悪くない』という言葉にも泣けてきて、 いや、私の身体がちゃんとしてたら授かれてるわけやから悪いのは私やんな という気持ちも湧いてきてもう心がパンク状態でした。

今朝起きたら目がパンパンで、義母に気づかれないようマッサージや目薬やアイスノンやらありとあらゆる手をつかって浮腫みをとって、また半日義母とショッピングして駅までお見送りしてきました。

 

この孫プレッシャーというのはなかなかキツイですね。義実家のことは好きですけど、遠方で良かったと思えた出来事でした。ちょっとメンタルぶれぶれで、この記事書きながらも涙出てきて大変です。笑 水曜日にクリニック受診して移植日が決まるので、少しでも心穏やかに過ごしてみます。

 

 

先輩からの連絡

前部署で不妊治療していることをお互いに打ち明けて、無事に体外受精で妊娠された先輩から連絡がありました。私が通っているクリニックはその先輩が通っている(た)クリニックで、これまでの人工授精もそして体外受精も、先輩が「この時はこういう風に処置されたよ〜」「副作用私はこんなのが出たよ〜」と情報をくださっていました。その情報があるだけですごく安心できていたんです。ですが私が部署異動してから1ヶ月後くらいにお会いして以降なかなか自分から連絡できず…、実は自己注射で気持ちが参っているあたりから先輩に連絡しようかな〜どうしようかな〜と思っていたのですが、妊娠されたことも知っていたので、もしつわりで体調が悪かったらそんな時に連絡するのは申し訳ないなという気持ちから連絡できずにいたんです。

それが今回、私の移植がそろそろかなと思って体調大丈夫?と気遣いの連絡をくださったんですよ(T_T)エストラーナテープは剥がす時に本当に痛いしそろそろ皮膚が荒れそうですし、まだ開始していませんがこれから始まる膣錠だって憂鬱だし、内服も毎食後に飲むの結構大変だし、ジェルもめんどくさい←し…と、夫にももちろん話せてはいますが経験者である先輩にも現状をお伝えしたところ、「私も一緒だった!しんどいよなぁ」と共感してもらえて。家族に相談や話を聞いてもらうことはできますが、やっぱり経験している人の共感を得ることってまた別の安心感というかなんとも言えないですけどありがたいことだなぁと思いました。

先輩のベビーは順調に育っているそうで、無事にクリニックも卒業できたそうです。本当に嬉しい(T_T)後に続けるように自分も頑張りたいなと思いました。寒くなる時期なので自分の体調ももちろんですし、先輩もベビーもどうかどうか健康に穏やかに過ごせるようにと願っています。

体外受精の行く末と、家族

私は自分が不妊体外受精で妊活をしているということを義実家には伝えず、自分の家族(両親・妹)には伝えています。幸いなことに、義実家は孫に対するプレッシャーが恐らく世間よりも少ない(仲はとても良いのですが、私の義姉(義両親からみて実の娘)夫婦がDINKsで今後も全く子どもを考えていないため、私に対しても孫孫プレッシャーは無い)ので、夫とはこのまま無事に授かることができたらその時に初めて体外受精のことを伝えようかという話になっています。

 

一方私の家族には自己注射のこともあったりで実家に帰った時に驚かれないように逐一説明してきました。人工授精に移行したこと、体外受精になったこと。全てに対して支援的な姿勢であることや応援してくれている言葉は何度も聞いていたのですが、我が家では父親>母親のバランスで心配性で^^;体外受精の周期になってから実家に帰るたびに「ぱぴぷいつから注射って言ってた?」「採卵って麻酔でやるんか?痛くないんか?」と父親から根掘り葉掘り質問があり(笑)。正直無関心よりはありがたい話なのかもしれないですが、私も未知の領域に

足を突っ込んでいる状況で色んなことを初めて聞くような気持ちですしもちろん初めての体験なのでわからないことだらけなんですが、父から質問の連発や「応援してるで〜」という圧が少し気になり始めてしまって^^;無いものねだりなのかもしれませんが、ここからの流れ的には胚移植→妊娠判定になるわけですけど、このままだと判定日もチェックされて恐らくクリニックの当日にLINEもしてきかねないなと思ったんです。(笑)授かれたらいいなぁとは思いつつ、今までの不妊治療経過で何度も自分の身体に期待を裏切られているので、「もし妊娠判定で授かれていなかったら、父からの質問が精神的にきつそう…!!」と思い始めたわけです。なので先日家族LINEで無事に凍結胚が出来たことを報告がてら、『ここから移植にうつっていくけど、どんな判定であっても自分のタイミングで報告させてもらうから心の中で応援しといてね〜』と伝えました。妊娠判定日に陽性であったとしても、心拍確認までは黙っておくつもりです。妊娠したって流産するかもしれないし、まぁそんなこと言ってたらいつまでも安定なんてないのかもしれないですけどひとまずの山を越えるまでは伝えないつもりです。そして判定が陰性で体外受精2回目以降に突入する場合も、自分のメンタルが持ちそうにないのでここから先は自分主体で報告をさせてもらうことに決めました。なんで子ども授かりたいだけでこんな色んな人に気を配らなきゃいけないのか。前世悪いことでもしてたんかなぁと考える日々です。

内服+貼付薬+ジェルの祭り

凍結胚確認から1週間。毎食後の内服と隔日に貼り替える貼付薬と毎日塗るジェルで薬づけのような気分で過ごしています。副作用なにかあるかなーと考えてみたのですが、気にしすぎなのかもしれませんがおっぱいが痛くて(*_*)数々の想像妊娠による妊娠超初期症状を経験してはリセットを繰り返してきた私(悲)ですが、あまり経験していない乳房痛がこの度現れました。よく妊娠超初期症状で「階段降りるだけでおっぱいが痛かった」という文言を見かけては「そんなことあるわけないやろ〜」と心の中でツッコんでいたんですが←、まさかのホルモン補充の副作用で同じような症状が現れています。振動がかかったりさらりと当たるだけでも痛い。。我慢できないほどとかではないんですけど、明らかに通常時よりも痛いですね。まぁそれもこれもフカフカの内膜を作るため…!がんばります。

 

体外受精の結果報告

今日はついに体外受精・胚凍結の結果報告の日。

今週はずっと結果が気になって心ここに在らずで過ごしていたような感覚です。昨日は寝る前に、もし1つも受精できていなかったら、凍結できていなかったらまたあの採卵周期を頑張らなければならないのかとブルーな気持ちに襲われて号泣(苦笑)^^;涙が止まらず2時頃まで眠れずで朝1番の予約だったクリニックに目がパンパンの状態で向かいました。

夫は夜勤明けだったので間に合わないから1人で行くつもりだったのですが、一緒にいこうかな〜と仕事早々と終わらせて直帰してくれたおかげで一緒に報告を聞くことができました。

結果は、17個中10個は体外受精へ、7個は顕微授精に分けられてそのうち分割胚数は体外8/顕微6の14個。そこから更に胚凍結まで残ってくれたのは6個の胚でした。そのうち2個が5AAと5ABというグレードで、勉強不足であまり良くはわかってないんですけど冷静な先生が思わず「すさまじく良いグレードですよ」と口から言ってしまい、カルテ記載しているナースに「今のは書かないでください」ってお願いするという不思議な光景を目にすることができました。(笑)残りの4個は4AA・4AB・4BC・3BC。写真付きの報告書を目の前にして、全然泣くつもりはなかったんですけど「この6個があの採卵の日から毎日頑張って生き残ってくれたんかぁ」と思ったのと同時にすごく安心したのか視界がぼやけだして、先生の話を聞きながらまた涙が^^;ブログにも何度か書いたかもしれませんが、本当に採卵周期が自分的に今までで精神的にキツすぎて、これだけ頑張って報われなかったらもう妊活辞めたいなと思うくらいだったので本当に安堵しました。そこからはもう涙を拭きながらだったのでよく先生の話を覚えていない←ので、夫についてきてもらって本当に良かったです。夫も「よかったね、注射頑張ったもんねぇ」と言ってくれました。

 

そして今後の予定としては恐らく今週末頃から生理が始まってそこからはまた新たな薬(ジュリナ・エストラーナ・エストロジェル)の始まりです。11月末〜12月頭くらいに移植、そして12月中旬に妊娠判定です。あーーークリスマスプレゼントに妊娠判定もらえたら本当に嬉しいのにな。ひとまずは採卵周期これにて完結です。自分と夫にご褒美でケーキ買おう。

 

 

出産経験のある人からの刃

昨日は採卵の翌日だったんですが、前の記事にも書いた通り下腹部の膨満感と鈍痛でどんよりしながら働いていました。そんな日に担当した方が今年度初めくらいに出産をされた、私より5歳上の方。入院のオリエンテーションをする中で、「産後の抜け毛がすごくってー」と言われ、もちろん私は未経験なので「あー、よく産後の方そう言われますよね」とお伝えしたところ「えっ、ぱぴぷさん抜け毛全然なかったんですか?」と返され、ん?と思うと同時にあぁ、子持ちやと思われてるなと思って「私まだ子どもいないんですよー(採卵翌日)」と返事しました。患者さん曰く、結婚指輪をつけていることもあり結婚&出産経験もあるんだと思い込んだそうで、挙げ句の果てには「結婚何年目ですか?そしたらもうそろそろ子どもも考えていかれるんですねー!」と悪意のない刃がグサグサと刺さりまくりました。

きっとその人は不妊に悩んでないんだろうなぁと思いながら「そうなんですよーそろそろ欲しいなとは思ってるんですけどね」と返して会話はおわったんですけど

 

いや、不妊悩んでなくても配慮なさすぎじゃね?と(笑)

もし自分が子ども授かれても絶対見ず知らずの相手にそんなこと言えないなぁと思うんですが、それは私が不妊を経験してるからなんですかね。採卵翌日で症状もある中、心のダメージまで食らわされてほんま勘弁してくれよな一日でした。